忍者ブログ

曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,24

«[PR]»

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008
11,14

2代目[黒曜苑]でも紹介したことあったような気がするけど初めて描いた漫画の紹介&野望(?)。
って言っても当時私は小学六年生、原本はとうの昔に失われており、ストーリーの細かいところもよく覚えてません。
原本も原本で、コマ割りの何たるかすら理解していなかった頃なのでコピー用紙にマジックで縦横4本ずつ線を引いて出来た16マスに書き込んでいた。


主な登場人物

主人公:名前忘れた。武士の出の娘だが切支丹。四郎の母に面差しが似ている。
天草四郎:本名益田四郎時貞、洗礼名ジェロニモ。島原の乱の首領。
徳川家光:言わずと知れた三代将軍。島原の乱平定を松平定信に命じる。
松平定信:老中。島原の乱鎮圧のため天草へ進軍。

ストーリー

時は関ヶ原の戦いから37年後。
弾圧を受けていた切支丹が奇跡を操る少年・天草四郎を柱に一揆を起こす。
天草四郎に命を救われた主人公はその縁で島原の乱に参戦することになる。
どういう経緯だったかは綺麗に忘れたが(というか多分このあたりマトモに作ってない)主人公と四郎は恋仲になる。
戦況は悪化の一途をたどり、一揆軍は後退し続けついに原城に立て籠る。必死の抵抗も空しく松平定信率いる幕府軍の前に敗れ、四郎は討ち死にする。
しかし戦勝に浸る幕府軍の前に討ち取った筈の四郎が正体を引き連れ再び現れ、油断している幕府軍に奇襲をかけてきた。
ゲリラ隊は一矢報いたが所詮は多勢に無勢、結局全滅する。松平定信は二人目の四郎を生捕るが、その正体は四郎に扮した主人公であった。
四郎の最後の策も尽き、主人公は四郎の首級の前で自害する。

もしかしなくても最後のやつは三国志の「死せる孔明生ける仲達を走らす」がモデルです。そしてこのネタを使いたかったがためにこの漫画を描いた。
いま読み返したところで世にも恐ろしい黒歴史が広がっていそうなので原本が無くなっていて心底良かったですが、アイディア自体は自分でもそんなに悪くないんじゃないかと思ってるのでいつか描き直せたら良いなぁと思っています。
(その時は「ジェロニモ」というタイトルにしようと思ってる)

因みにこの漫画、当時の担任の先生に見せたところ「火の鳥みたいだ」というコメントを貰いました。
……えっと、『火の鳥』にこれと同じシナリオの話って何かありましたっけ。全部読んだことあると思うんですが心当たりがなくて。


これを描きあげた直後くらいにもうひとつ、描いた物があります。タイトルは忘れた。


ストーリー

魔王が降臨し、勇者一行が魔王打倒の旅へ出る。
仲間を集め、行く手を阻む魔王の手下を倒し、ついには魔王を倒し、平和を取り戻す。

……こう書くと至極マトモつーか普通そうなんですが、内容は超ギャグファンタジーです。当時の私は神懸かっていたとしか思えない程のテンション高い代物です。
キャラ紹介を見て頂けばきっと分かってくださると信じてる。

主な登場人物

スカイ:勇者。黙っていれば所謂RPGの勇者って感じ。とにかくバカ。弱点は金と権力と女。駄目だコイツ、早くなんとかしないと。
アース:魔獣使い。スカイの実弟だが兄に似ず賢い少年。お兄ちゃんがお母さんのお腹にまるっと忘れてきた脳みそをしっかり受け継いできたようだ。もともとパーティの実質的な司令官だったが、ポン子ちゃんを配下にしてからはきっと彼が最強の人物。
メイリ:格闘娘。スカイの幼馴染。普段は常識人だがイケメンを前にすると妄想の権化と化す。
ポン子ちゃん:ツギハギだらけのアライグマ(の縫い包み)。もとは愛らしい縫いぐるみだったが虐げられた恨みで化け物になった。無限に膨らむほお袋を持ち、どんなものでも一瞬で飲み込む。因みに胃袋はブラックホールにつながっている。ボスだろうがなんだろうが何でも一口で飲み込んでしまうという、チートもいいとこなキャラクター。後にアースの使い魔となる。
イシマエル:敵方の妖精さん。魔獣をけしかけようとしてうっかりポン子ちゃんを召喚し、何でか逆に一飲みにされる。
アパルト:イケメン原始人。魔王によって時空を超えて飛ばされてきた。後にメイリの彼氏、もといお守役となる。
ナウシカ:くのいち。通常の忍術のほか虫を使う。魔王に魔法をかけられて男にされ操られていた。風の谷の人とは関係ない。顔は似てるという設定。
ターニャ:ネコ娘。敵方の忍者城の城主(中身はナウシカ)の部下で忍者城の案内人。
女王:スカイ達に魔王討伐を命じる。メーテル似。スケスケ&露出の激しい色々問題のある服を着ている。
魔王:聞いて見て字の通り。本来は魂だけの存在だが女王の婚約者に乗り移っている。そういえばどうやって倒されたんだっけ。

……なかなかカオスでしょ?
因みに魔王との戦いになった途端シリアスに切り替わるんですが、「これまでのテンションが可笑しいせいで最早シリアスシーン自体がギャグにしか見えない」と読者第1号の友人がのたまっておりました。
ずっとギャグのターンの時に突然シリアスを持ってくるとカオスが練成できるようです。

PR
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
年齢:
38
HP:
性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
ブログ内検索
twitter
pixiv

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP
忍者ブログ[PR]