2008 |
10,06 |
本日、某アニメ制作会社の方と会談してまいりました。
そこ、「嘘だー」とか言うな!マジだっつの!私だって信じられない幸運なんだからな!
……いや、会談つーかどうやって広報していけばいいかとか話し合ったり簡単なアンケートに答えたりしてきただけなんですけどね。
最近テレビを見る人が減ってきたせいか、TVCMの効果も薄くて、したがってアニメ制作しようにもプロデューサーがなかなかつかないんですって。で、どうやったら観てくれるかなー、って事で、どんなところから新作アニメの情報を得ているのかを調査したかった模様。あとどうやったらDVDやグッズを買う気になるか、とか。
私はチェックしてるアニメ制作会社のHPや纏めサイト、書店のポスターや本に挟んである広告なんかがおもな情報収入源だったのでそこら辺を答えてきました。
購買意欲に関しては特典が付いてると嬉しいとか、DVDって高いから1本完結の作品でないと買いたくても買えないとか。実際続き物はレンタルショップで半額クーポン使ってしか観ないしね。
お会いした方は経営や広報の方でアニメの制作を実際にやってらっしゃる訳ではないようなのですが、このアニメ制作会社自体が私が超超超リスペクトして憧れてるところなので色々なお話が聞けて物凄く嬉しかったです。
アニメ観てて、この会社の名前が入ってると信用して取り敢えず観ちゃう。そして今のところこの会社の作品だけは自分が「面白そう」と感じた作品でがっかりな思いをした事は一度もない。
私が意欲的に絵を描き出したのは宮沢駿監督の「もののけ姫」を観て以来なのですが、この時物凄い衝撃を受けて、当時は結構本気でアニメーターになりたがってました。
なのに今は何故に薬学部に進んでフツーの人生を歩んでいるかと言うと……まぁ勿論親の物凄い反対があったというのもあったんですが、実はこの制作会社の代表作を観て挫折したんですね。
「自分じゃとてもじゃないがこんな凄いお仕事出来ない」って。
まぁジブリ作品見てアニメーターになりたいとか思えた時点で充分厚顔なんでしょうけど、ジブリに関しては技術はなくても情熱さえあれば何とかなると思えてたんですよね。その思いを圧倒的なクオリティでもって打ちのめしてくれたのがこの会社の作品でした。
そこで諦めてしまった時点で私はそれまでの人間だったんだなぁと痛感しましたものです。
悔しかったけど、でも同時にこんな凄い作品に出会えたことに今では感謝してます。今は純粋にファンです。
何故にこんな甘酸っぱい思い出話をしたかというと、会社の雰囲気のお話を聞いて、それが想定外にゆるーいというか、フリーダムだったからなんですよね。何かこう、打ちのめされた時の鮮烈な記憶がある分もの凄ーい雲の上なイメージだったもので、そのギャップが……。orz
だからって私みたいな半端物が入ってやってけるなんて甘っちょろい事は流石に考えちゃいませんけどね。
実は新作として某人気ゲームのアニメ化をやるという話も聞いたのですが、オフレコのようなのでここで明言は避けておきます。(ヒントは金剛様)
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)