2009 |
01,30 |
«欲しい本の話»
今、ちょっと気になってる本があります。
これ。↓
『中国の科学と文明』ロバート・テンプル著 生山輝代翻訳/河出書房新社
本屋で立ち読みしてる時に見つけたんですが、地震計とか船舶やらの色々な発明が載ってて面白いです。
で、薬学部なんぞを専攻している手前、医学のページを見たら面白いことが載ってました。
昔の中国に予防接種ってあったんですね!
しかも痘瘡(俗に言う天然痘)ですよ。なんてこったい。
やり方は簡単。瘡=かさぶたをひっぺがして、そいつを布か何かで包んで鼻の穴に詰めるんですって。
ジェンナーがやったような種痘も一応あったようです。
あとですね、この本によれば尿からホルモン剤を作る技術が結構昔からあったようです。
生成方法は昇華法の他、サポニンなんかを加えて分離させる方法があったみたいです。
昇華法は炎の上で尿の入った甕だか壺だかをひっくり返して水分を飛ばすというもの。ステロイドホルモンがある程度熱に安定なのを利用した方法のようです。但し、水分を飛ばすだけなので効率的にはあまり良くなかった模様。
こうして得られたホルモン――多くは性ホルモンなんですが、生理不順等の性別特有の症状に使われたそうです。そんな訳で、精製に使う尿も男女で区別してたみたい。
この本4000円近くするので買おうかどうか躊躇してるんですが、ちょろっと中身見た感じでもかなり面白い。
悩む、悩むよぅ……。
◆WEB拍手お返事
>カンロ様
早速の反応ありがとうございます!
というか、本当にお待たせいたしました。(笑
柴進さんはそれなりに出番が多い人なので登場は後回しになってるんですよ。
これ。↓
『中国の科学と文明』ロバート・テンプル著 生山輝代翻訳/河出書房新社
本屋で立ち読みしてる時に見つけたんですが、地震計とか船舶やらの色々な発明が載ってて面白いです。
で、薬学部なんぞを専攻している手前、医学のページを見たら面白いことが載ってました。
昔の中国に予防接種ってあったんですね!
しかも痘瘡(俗に言う天然痘)ですよ。なんてこったい。
やり方は簡単。瘡=かさぶたをひっぺがして、そいつを布か何かで包んで鼻の穴に詰めるんですって。
ジェンナーがやったような種痘も一応あったようです。
あとですね、この本によれば尿からホルモン剤を作る技術が結構昔からあったようです。
生成方法は昇華法の他、サポニンなんかを加えて分離させる方法があったみたいです。
昇華法は炎の上で尿の入った甕だか壺だかをひっくり返して水分を飛ばすというもの。ステロイドホルモンがある程度熱に安定なのを利用した方法のようです。但し、水分を飛ばすだけなので効率的にはあまり良くなかった模様。
こうして得られたホルモン――多くは性ホルモンなんですが、生理不順等の性別特有の症状に使われたそうです。そんな訳で、精製に使う尿も男女で区別してたみたい。
この本4000円近くするので買おうかどうか躊躇してるんですが、ちょろっと中身見た感じでもかなり面白い。
悩む、悩むよぅ……。
◆WEB拍手お返事
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早速の反応ありがとうございます!
というか、本当にお待たせいたしました。(笑
柴進さんはそれなりに出番が多い人なので登場は後回しになってるんですよ。
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HN:
鏃
年齢:
39
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性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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