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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,25

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2010
04,22
twitterで三田主水様とはるにれM様の会話で知ったのですが……

水滸伝のビジネス書なんて愉快なものがこの世に存在するようです。

cbc8023b.jpgこちらがその本。

水滸伝に学ぶリーダーシップ
趙玉平 著/金光国・李夢軍 訳
日本能率協会マネジメントセンター
 

で、肝心の内容はというと、意外とフツー。
よりにもよって水滸伝で出してるのだからどんなヤバい内容かとワクワクしてたんですが。(笑

主人公は朱武。
梁山泊で起こるいざこざを仲裁したり、上に立つものとして悩みの尽きない宋江らの相談に乗ったりしながらリーダーシップについて語る、といった内容。
役に立つかどうかはともかく、朱武と陳達が仲間になった経緯とか、宋江が晁蓋の後継者に指名されなかった理由とか、董平が五虎将になれた訳とかいった小話もあるので水滸ネタの軽い読み物として楽しめるのではないでしょうか。


因みにこの本を書店で検索かけたとき、『水滸伝の衝撃 -東アジアにおける言語接触と文化受容-』という本もヒット。
残念ながら丁度売り切れだったらしく手に入りませんでしたが、こちらもちょっと気になります。


ところで最近『月の蛇』のネタバレ感想が絶賛サボり中ですいません……何かちょっと時間取れなくてですね……。(-"-;)

簡単に説明しますと、ヒロイン・翠華が自らの正体を明かしました。
やはり祝家荘のお嬢さんでした。お兄ちゃん大好きっ子だったんですが、梁山泊に家族全員殺されてしまったようです。特にお兄ちゃんは彼女の目の前で殺された模様。
ともあれ飛虎と仲直り。

で、今 武 松 とバトル中ですw

武松ちゃん、なかなか良いキャラでしたよ。期待通りの筋肉バカ。
意外なことに女好きで翠華にモーションかけて、彼女の正体知るとガックリうなだれたりしてましたw
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2009
12,04
拍手の方からタレコミがございまして、Gyaoで『水滸伝』が再放送してるんでございます!
これはもう見るしかないでしょう!

因みに2~4話は7日まで、5~8話は10日までです。

久々に見ましたが、やっぱり良いですね電視台水滸。
やっぱりこれが一番水滸伝してるって気がします。

明日があるので今日はろっちー編だけ。
ろっちーは良いな。うん。見ていて気持ち良い御仁ですね。
そしていちいち可愛いおっさんだw「呑みてー!」に吹いたw
長老との掛け合いなんかも駄々子をさとすお爺ちゃんみたいで和む。ああもうろっちー可愛いよろっちー。



◆WEB拍手お返事

>12月4日15:48(Gyaoで~)の方

そんな訳で情報ありがとうございました!
私は前回生辰綱からしか見てないので、ろっちー編・林冲編は今回が初めてなんです。
2009
11,11
※本日の日記はマイ水滸伝のオリキャラ語りです。うざったいことこの上ないので特に興味ない方は読まない方がいいと思います。



先日の日記で『AKABOSHI』を散々にこき下ろした私ですが。

かく言う私も『星降る』の前段階にそれはそれは痛々しい設定やらなんやら作っていたんだぜ☆

何てったって当時おりしも中学生。正しく中二病全盛期である。
こればっかりは若気の至りということで許してくれ。

という訳で、今日はその黒歴史水滸の一端をお目にかけようと思う。\(^o^)/


ケース1.林冲は少年になる予定だったw
中二病患者にとって奇を狙うことはとても楽しいことである。
林冲をどんなキャラにするか夢想した当時の創作ノート(?)には確かに少年林冲を多数書き殴っていたのを記憶している。
それに何か少年漫画の主人公っぽくて自分的に何か良かったらしい。

因みに今の私の林冲像は結構最初からああなのだが、この少年林冲が没になったのは奥さんとの絡みが描けないからでした。こればっかりは譲れない一線だったらしい。

尚、この少年林冲は戴宗に転用されましたw
うちの戴宗がお子様なのは実は「困った時のガキ化作戦」なんじゃなくて、林冲のとばっちりを食っただけでございます。

ケース2.武松は美少年どころか金髪美少女だったw
まあ今でも似たようなもんですけどねw
しかしあの頃の武松ちゃんは何故か李雲でもないのに金髪碧眼で、今のよりももっときゅんきゅんした感じでした。それはもう萌えイラストとかにありそうな感じの。
今のは女の子に間違えられるとブチ切れたりしますが、金髪美少女な武松ちゃんは自分から女装とかしちゃってたw

……北方水滸伝嫌いな方の意見に「あんなの武松じゃない」というのをよく見る気がしますが、上記のような過からこういったご意見を聞くと私の黒歴史が地味に疼きます。(笑
ごめんなさい本当にごめんなさい。

うちのろっちーとかは割と普通なのに武松は”あんな”なのはこういった全身があるからです。

ケース3.蕭譲のキャラがやっちまった感あふれすぎてたw
現状でも十分彼は色々とアレなキャラなんですけど。
やたら蕭譲がカワイソウなキャラになってんのは中二病患者に目を付けられてた名残なんです。
義兄に当たる金大堅もいい感じに気色の悪いキャラで、二人して気色の悪い展開を繰り広げてました。

どんな展開だったか白状するのは勘弁して下さい。
取りあえず無駄に重苦しく、ある種ホモホモしい感じが漂っていたことは確かです。
『無限のリヴァイアス』ご存知の方はファイナさんを思い出して下さい。あの方に近い事件を起こしたりしてます。

あまりにアイタタタなキャラだったので現在はその頃考えてたエピソードは当然ばっさりカットの予定。
あの頃の創作ノート(?)どこ行ったんだろ。もし発掘されたりしたら死にたいw

番外.劉唐は線の細いクール系の美人なお兄さんだったw
えー。
その前にまずですね。うちの劉唐、鄧飛、凌振は当時の友人から原案を頂いたキャラです。
つまり、劉唐が線の細いクール系の美人なお兄さんだったんです。フジリュー『封神』のよーぜんの色違いみたいな感じ。

因みに「性格は冷酷非道」とかメモにあった気がするw

今のはもうちょっと肉付きが良くなって性格も大分変ってます。
というより、”劉唐”というキャラクターの性格上どうしても変えざるを得なかったんですよね。

晁蓋ン家で裸で寝るとか。
しかも雷横にふんじばられるとか。
石臼にあたって落ちてきた門扉に潰されて死ぬとか。

そんな劉唐が線の細い綺麗系なお兄さんだったらどうでしょう。しかも性格は冷酷非道(笑)。
全く想像もつきません。(笑

という訳で色々と改編して、今はもう髪型くらいしかその当時の名残はありません。

ま、これはこれである意味面白かったかも知れませんが……。

因みに鄧飛は当初燕青用として原案貰ったキャラでした。
それが鄧飛になったのは”燕青”っぽくなかったのと、原案者が鄧飛の武器の鎖鎌を気に入ったからです。(笑


何だってまたこんな話をしだしたかというとですね。
『AKABOSHI』に対してギャンギャン言う割に自分どうなのって考えたらご覧の通りなので、自分のも暴露しなきゃフェアじゃないかなーとちょっと思っただけです。
大したことじゃない。
(尤もあちらはプロ、こちらは一読者&ただの趣味人って時点で別にそんな配慮する必要ないのかもしれないけど…)



◆暇人\(^o^)/速報

俺の厨二病歴史(ダークサイド・ノート)を聞くがいい・・・
おまけ。というかタイトルの元ネタw
2009
11,07
ビジュアルガイド水滸伝一〇八星FILE 』なる本が売ってたので立ち読みしてきました。

えー、内容的には以前ご紹介した『水滸伝の108人がよく分かる本』と大差ないです。情報量的にも構成的にも大体あんな感じなので、立ち読むと言うよりパラパラ流しただけなんですけど。
あれよりはやや詳しいかなという気はします。絵師さんの数が多め。
今時風の絵師さんもいるみたいで、解兄弟が目のおっきい美少年に描かれてて何事かと思いましたw

イラストのインパクトなら『よく分かる本』の方が幾分か上な気がします。ひょっとしたらあれで耐性が出来てしまっただけかも知れないけど。



◆WEB拍手お返事

>11月3日0:29(月の蛇と赤星~)の方

ありがとうございます。
私も「続きは単行本で!」はちょっと酷いなと思いました。それ自体は仕方ないとしても、無意味に新キャラなんか出さないで最終回の内容を整理するとかした方がすっきりしたんじゃないでしょうか。
キャラ出したいならそれこそ最後に見開きで108人全部描くとかすればそれなりに豪華だったかもしれないのに。
せめて最後くらい潔く散り花咲かせて欲しかったなぁと思います。

>11月3日3:23(こちらで漫読水滸伝~)の方

もしや↑の方と同じ方でしょうか?兎も角もスレ読んでビックリしました。
それにしても作者さん、謙虚な方だなぁと思いました。あんな超展開繰り広げといて構成力がないってそんなご謙遜を。(笑
扈三娘はやっぱり趣味で出してたんですねwその気持はとても良く分かります。
柴進は見たかったですね。宋江が無駄に格好良くなってるあたり考えると彼は一体どうなっていたのやら。

>11月5日17:58(高島俊男先生~)の方

『水滸伝人物事典』ですか。水滸伝にはまり始めた頃(約10年前)、高くて手を出せなかったので本屋で立ち読みしてたやつです。
その当時まだ120回本は持ってなかったので田虎編・王慶編はこの本で情報収集してた記憶があるので読んでいた筈なんですが……。

恥ずかしながらそこら辺全く覚えてないです。(´∀`;)

今の私の王慶像もその少ない情報の中から原型が出来ていたので、もしかしたらおっしゃる通りなのかもしれませんが、今となってはどうしてあんな事になったのか私にもよく分かりません。本当にどうしてこうなった。
一応、王慶は梁山泊の連中と似たり寄ったりな印象が強いので、どうにか対になるように調整したた事だけは覚えてます。宋江を操作性良くしようとした結果お上品な人になってしまったので、王慶もそれに合わせて悲劇の貴公子(笑)になったんじゃないかという気がします。

本屋さん行って売ってたら読み返してきます……。
2009
11,02
※初めに言っておきますが、私はアンチ『AKABOSHI』です。良いことは書きません。ご了承ください。



ジャンプで連載してた『AKABOSHI-異聞水滸伝-』がついに打ち切りです!
いやー、意外と長かったですね。

そんな訳でまとめと大反省会(という名の唯のグチ)と参りましょうかw

主な登場人物
戴宗 義賊「替天行道」メンバー。巨大な剣を持ち、火を操る。恐ろしく不愉快な少年。
翠蓮 戴宗に連れ回されている少女。後に「替天行道」に加入。
林冲 八十万禁軍師範補佐。王進の養い子。王進命。
王進 八十万禁軍師範。「替天行道」から上に立つ者として引き抜きを狙われる。
関勝 禁軍将軍。関羽の霊を呼び出し憑依合体(笑)できる。
宋江 義賊「替天行道」の首領。表向きはお上品な役人。
高毬 宋国の実感を握る異形の者。
王倫 梁山泊の首領。妖術を使う。
晁蓋 東渓村の保正。梁中書の生辰鋼の事を知って強奪計画を提唱。
呉用 東渓村の寺子屋の先生。晁蓋に巻き込まれ生辰鋼強奪計画に加担。

あらすじ
時は北宋(ry 廃れた世を義賊「替天行道」が世を騒がせていた。
任務の途中で翠蓮を救った戴宗は「替天行道」に次なる命を受けて王進引き抜きに向かう。
王進は頑なに引き抜きを拒むが、王進を疎む高毬から関勝が派遣される。
戴宗は林冲と共闘し、何とか王進を逃がすことに成功。そのまま林冲を伴い「替天行道」の仮の本部で宋江に対面。そこでかねてから「替天行道」に憧れていた翠蓮は見習いとして一員となる。
戴宗は林冲と宋江の命令(林冲の場合は依頼)で「替天行道」の拠点とすべく梁山泊奪取に向かう。
二人は梁山泊への潜入に成功するが、首領は朝廷と密通し、栄職と引き換えに反骨の精神を持つ部下たちを売ろうとしていた。朝廷から引き込んだ異能の刺客達によって蹂躙される梁山泊。
彼らとの戦いの中で戴宗は刺客達と同じ異能「星の力」に目覚める。
刺客達を撃退し、追って行く途中で仲間とはぐれた戴宗は養父の仇である高毬と再開。先頭に持ち込むが完敗し、水中に投げ出されてしまう。
一方東渓村では村長の晁蓋が呉用らと共に生辰鋼強奪計画を画策していた。その時彼らの元に戴宗が流れ着き、晁蓋の計画は実行に近づいた。
※各話の詳細は「AKABOSHI」でブログ内検索すると出てきます。興味ある方はどぞ。

全話のあらすじでこんなもんかぁー。いや本当に内容無かったなー。
戴宗が主人公なのに李逵も顔見せで終了。勿論武十回も無い。ハハw

「水滸モノだから」と最後まで読んできたものとして正直な感想を言っても良いかい?

やっと終わってくれて清々してます。

関勝登場あたりから私の中でこの作品は水滸伝の二次創作の中で黒歴史認定されてます。
水滸伝ファンの中じゃ賛否両論激しい北方水滸や幻想水滸伝の否じゃない。あれらは水滸伝としては私もいろいろ思うところはあるけど、作品としてはとても良いものだと思うの。
それがこのAKABOSHIには微塵も感じられないんですよね。

同じジャンプで中国古典をモチーフにした作品に『ドラゴンボール』と『封神演義』があるし、あの辺も原典とはかなりかけ離れたものになってしまってるけど、あそこら辺は作者の個性に食われてる代物だからこのへんも同列に語っちゃ駄目です。

「原作レイプ」って言葉あるけど、これぞまさにそうだと思う。
まず読者を楽しませる気があるのかどうか疑問。全てが自己満足。
キャラクターを掘り下げもせずに大量投入してるし原典知らない人は絶対大混乱してるだろう。
そのくせ無意味に視点移動を多用するわ、画面にメリハリは無いわ、視覚的にも非常に分かりにくい。
シナリオ面では折角原作があるのに見せ場を生かそうとしてない。というかツボが分かってると思えない。林冲加入の話にしたってもうちょっとやりようがあるんじゃないかと。
歴史物を取り扱う上で必要な最低限の常識も欠けてると思う。国の人間が「義賊」とか言っちゃうとか。何濤の刺青の件とか。関羽雲長とか。エトセトラエトセトラ。

それより何より何が気に食わないって、キャラクターが不快。
特に主人公。
特に主人公。
特に主人公。(大事なことのなので3回言いました)
何なんですかね、あの死んだ魚のような目は。あの不愉快な言動は。
無意味に女の子虐げたりとか伝令代わりの鳩食うとか。アレは捻くれてるんじゃなくてただのDQNだってば。格好良くも何ともないどころか共感も持てない。
他にも林冲がお人形さんみたいとか、関勝が小物臭プンプンするとかも大分絶望しましたが。
その他のキャラにしてもどっかで見たような感じのキャラばっか。記号化されてるって言うんですか。薄っぺらくて生身の人間て感じしないのよね。悪役になるとそれがもっとひどくて、ただキモいだけと。

あと個人的にあのセンスのないなんちゃってカガクな必殺技の数々には大分イラッとしました。
命名のセンスも無いと思うし、無理に「ジャンプっぽく」せんで良いからいっそ純粋に殴り合ってれば良いのにって何度も思った。(けど多分この作者殺陣描くの苦手そう)


……あらかた言いたいことは言った気がしますけれど。いやもうそれにしても文句しか出て来ないってどうなの。
打ち切りになったことだし、死者に鞭打つのもこの位で勘弁してやるかな。

最後に申し訳程度にですが、お疲れ様でした。
最後まで好きになってあげることが出来なかったのは私としても非常に残念です。

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女性
誕生日:
1985/08/16
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大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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