2009 |
04,04 |
本日、友達と秋葉原に買い物デート。
アニメイトで『幻想水滸伝ティアクライス』の設定資料集を買い求めに行ったのですが、一緒に『水滸伝の108人がよくわかる本』なる本を発見。
表紙見た瞬間笑いました。
「それ何て無双キャラ?」と言いたくなるビジュアル系(笑)な武将が描かれております。(因みに左が林冲、右が楊志)
ネタとして非常に面白そうだったので即買いw
実際ページを開いたら笑いが止まりません。挿絵が煌びやか過ぎるw
以前紹介した2chの水滸伝の二次創作スレのレスの中に、『ネリカナ』のキャラデザがイケメン過ぎるというようなコメントがありましたが、それどころじゃないです。
特に高毬。誰だこのホストはw
内容は主に108好漢の紹介ですが、簡単な年表や地図も付いています。新紀元社の『水滸伝108星のプロフィール』を持ってる私にとってはさして目新しい情報はありませんが、やっぱり挿絵が。(笑
文章も中々楽しげなことが書かれています。史家村での史進がニート呼ばわりされてたのに思わず吹いた。いや間違っちゃないけどさぁw
あ、設定資料集の方は見ごたえあっていいですよー。
キャラデザだけでなく、舞台や民族の資料もあります。アニメーションの絵コンテもね!
設定資料は資料そのものもだけど、作成秘話とか初期のデザインとか見るのがやっぱり楽しい。
キャラクターガイドも一緒に売ってたし、歴代のも買ってるけど、設定資料目当てなので今回は買いませんでした。
Gyao『水滸傅』。
帰順~江南出兵の回。
招案を受けたものの、李虞侯たちにコケにされる頭領達。彼らの不満をよそに、徽宗の前に這いつくばって「万歳万歳」言ってる宋江。頭領達を集め胸糞悪い説教する宋江。
あああああ、コイツを殴り飛ばしたくてしょうがない!
そんな中、朝廷から貰った赤い官服を着せあう王英&扈三娘夫婦の光景は妙に和む。
呉用先生は方臘と梁山泊を戦い合わせようとする朝廷の考えを見抜いていて、梁山泊が彼らと戦うことが義にかなっているのか問いかけるけど、宋江は忠君だ、いい加減出兵しないといずれいざこざが…がといってその辺の答えを返してはくれなかった。
ねぇ宋江、あんた何のために戦ってるの?
そして宋江の心配したいざこざが起こった。
七ちゃんの部下・可成が李虞侯の酷い侮辱にキレて斬り殺してしまった。可成は潔く自決したけれど、彼の遺体を目の当たりにした七ちゃんの、宋江を見る顔が忘れられない。
vs.方臘軍の回。
出兵の前に燕青は李師々と別れを惜しむ。「姉ですもの、心配するのは当然でしょう」という彼女がひどく健気に見えてキュンキュンしちゃうんですが、こりゃ私だけですか。
蕭譲らは引き抜かれ、ろっちーや公孫勝も軍を去った。公孫勝は兎も角、ろっちーは林冲があんな死に方したことで俗世に未練がなくなってしまったんだろうな……。
替天行道の旗が無残に折れたのシーンは、梁山泊の行く末の暗示とともに、前回での呉用の問いかけも彷彿とさせる。
江南攻め。
覚悟はしていたけど、仲間達がぼろぼろ死んでいく。位牌を見ただけでもう泣きそう。
戦場に流れる燕青の笛の音が魂鎮めになりますように。
相撲大会で知り合った龐万春兄妹の協力で方臘と会談の席も設けられたけど、和解はならず。
やっぱり私にはどうしても方臘達の方に義があるようにしか思えない。思えば、だから私も『星降る』で方臘をオカルトな人にするしかなかったんだよな。
燕青もそう思ったから去って行ったのかな……。
さて、見る物みたので頼まれてる創作部のチラシ作りに精を出すかな。
完成まであと一歩なので、明日あたりお目にかけられると思います。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)