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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,20

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2009
04,07
TS3I0010.jpg前から目をつけていた『中国の科学と文明』、ついに買ってしまいました。

それと、青い鳥文庫の『三国志』を購入。
……ええ、挿絵が山田章博だから買いましたが何か。
しかし、児童書だけあってとっつきやすい文章で読みやすいです。
まだ1巻を読み始めたばかりですが、書店に置いてあったのは2巻までで、呂布軍との戦いあたりまでの様子。何巻まで……というよりどのあたりまで続くのでしょうね?
劉備を主人公として始めているので彼が死ぬまでなのか、諸葛亮が死んだところで終わるのか、それとも最後まで書ききってくれるのか……。

ここ何年も『十二国記』が出ずじまいなので、山田画伯の絵を見るのは久しぶりです。人物デザインに斬新さはありませんが、原作の雰囲気をよく出していると思います。
画伯は以前にも別の作品で諸葛亮や張飛を絵描かれてましたが、それでは結構オリジナリティ入っていました。今回は原作のイメージを大切にして描いてるみたいですね。



Gyao『水滸傅』。血みどろの方臘決戦。

宋江は再び方臘と話し合おうと張順を使いに出すも、彼は矢ぶすまになって死んでしまった。何本もの矢で射抜かれた姿は痛々し過ぎて正視に耐えない。
龐万春兄妹の守る城では攻城のさなかに時遷が死に、龐万春兄妹も死んだ。リッキーは龐秋霞だけでも何とか逃がそうとするが、兄を殺され狂ったように戦う彼女は結局別の仲間に殺されてしまった。切ないよう。
王英、扈三娘も庇い合いながら死んでいった。
野戦病院(?)のシーンは脚を切り落とすシーンなどもあって、見てるだけで痛い。
蘆俊義の軍でも解兄弟が死に、また位牌が増えていく。

烏竜嶺の戦いでも秦明、顧大嫂、孫二娘、阮家の2人の兄弟らが犠牲となった。あの燕青もこの戦いで右目を負傷し、隻眼となった。
一方高毬は梁山泊軍の手柄を横取りすべく童貫を送りこみ、更に張叔夜を罪人にしたてあげ、庶民の身分に落として追放してしまった。
そしてついに方臘との決戦。
原作とは違い、ろっちーが既に軍を離れているので、この作品で方臘を捕らえたのは武松。片腕を落とされながらの死闘。決着がつくと、あの頑強な武松も気を失ってしまった。
あ、そうそう。七ちゃんの方臘さんの黄色い服を着て騒ぐシーンもちゃんとありましたよ。
で、その方臘。護送されていく彼と宋江の目が合うが、彼の宋江を見る目は蔑みに満ちていた。

戦いが終わった梁山泊軍で、武松が出家するという。武松は功労の冊子を作るときは自分の名前を削ってくれという。またひとつ、108星が欠けて行った。
突然、陣のそばの河が氾濫を起こす。それをじっと見つめる頭領達は、荒れ狂う濁流に自分たちの姿を重ねていたんでしょうね……。
帰途では李俊が過労で倒れたと見せかけ、童兄弟を伴い新天地を探しに去って行った。燕青も徽宗への目通りの日、既になかった。
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プロフィール
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38
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性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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