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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,27

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2009
10,12
文化祭、恙無く終了いたしました。

e2aa8c59.jpg0d80ece5.jpg今回の展示作品の一つである枕草子の絵本。
題して「まったりまくらのそうし ~ナゴンちゃんの好きなモノ~」。(笑
タイトルからしてやる気がない感じなのは仕様です。

和綴じ本で、こちらは表紙であります。
因みに下に敷いてるのは文化祭のパンフレットね。

中身縦書きなのにページめくるのは左からという事態に気付いたのは色塗りがほぼ全部終わった頃でした。orz

802b10c0.jpg9b79937d.jpg中身はこんな感じ。

左・「夏は夜」「秋は夕暮れ」の段
右・「冬はつとめて」「木の花は」の段

白状しますが「冬はつとめて」の背景は『ハルトキ』の背景から転用しました。ごめんなさい。
「木の花は」の鶯は丸々としていてうまそうだとか友達に言われた。食べちゃ駄目~!

7aa2b2d6.jpg39077033.jpg左・「鳥は」「牛は・馬は・猫は」の段
右・「草は」「風は」の段

「ナゴンの顔は六角形」というのは清少納言の旦那の日記にそんなことが書かれている……ということを高校の時の予備校の先生が言ってたのを思い出してセリフに入れてみた。
清少納言って絵でもあんまり顔出ししない傾向にあるので実際はどんな顔だったんでしょうねぇ?

9ffb666f.jpg「日は」「月は」の段。

有明どころかとっぷり暗くなった空になってるのは単純に私が失念してたからです。

この次は最終ページで「星は」の段で締めさせて頂きました。


ところで、今回の文化祭。ちょっと変わったお客さんがいらっしゃいました。
私の絵を見て話しかけてくれたんですけど、「ツチノコの絵を描いてくれ」と頼まれたんですよね。
思わず目が点。「何故ツチノコ?」と。(因みにこの時近くにいた友人達はこの展開をwktkしながら聞き耳立てていた)
曰く、巳年生まれだからツチノコがお好きなのだとか。

や、うん。
そもそもツチノコなんてあんまり興味持ったことなかったからどんなもんか分からなかったので、その場はその方の言うままにお腹のふくれた蛇の絵を描いてみたんですけど。
因みにその絵は気に入っていただけたのかその方に貰われて行きました。

更に、その方に「ツチノコに対峙する武人の図」を頼まれてしまった。で、描けたら連絡をくれと。
無論、ツチノコなぞ今だかつて挑んだことのないテーマである。

さーて、どうしたもんか。(笑



◆WEB拍手お返事

>カンロ様

ミルクティーでも問題ないと思います。
問題ないと言うか、牛乳の場合と大差ないと思います。
漢方薬って基本的に生薬を煎じた物なので、牛乳みたいな油分の多いもので効果がきちんと発揮されるかどうかと言うと微妙です。そう言う意味ではミルクティーは紅茶の水分で油分の割合が少ない分、ホットミルクよりは煎じ薬に近いものだと思います。
とはいえ漢方薬としての主成分(シンナムアルデヒド)は油に溶けやすい物質なので、牛乳などで油分と一緒に摂った方が良いのかなと思います。

身近な食材で漢方にも使われているものというと、シナモンの他にゴマ油、クチナシ、山椒、生姜、シソ、蜜柑の皮などでしょうか。
気分をすっきりさせる……というのとはちょっと違うかもしれませんが、シナモンやシソなどで気を補うと少しは楽かもしれません。
甘草
駄菓子や醤油の甘味料として使われていることがあります。
シナモン(桂皮)と似て体を温め気を補い、炎症を静めたり体の免疫力を高めてくれます。

杏仁

ご存知杏仁豆腐のモト。といっても薬用と食用では別物なので成分は少し違うかもしれません。
杏仁に限らず、梅や桃の種も生薬として使われますが、食べすぎると毒になるものですが、市販の杏仁豆腐でとり過ぎると言うことは考えにくいです。最近では杏仁を使わないものも結構あるそうで。
杏仁は咳を静めるたり便通を良くしたりする効能があるとされています。

ゴマ油
薬というより、軟膏の基材――つまり、薬を練りこむ土台に使う物なので薬効らしい薬効は抗炎症作用くらいと言われています。が、最近ゴマに含まれるセサミンに抗酸化(癌を防ぐ)作用やコレステロールを下げる作用があることが注目されています。
また、ゴマ油は燃焼されやすい不飽和脂肪酸を多く含む油なのでメタボ防止にも良い油です。

クチナシ(山梔子)
和菓子や沢庵などの着色料として使われます。
鼻血や吐血、血尿、血痢など血にまつわる以上を治し、痛みをとるのに使われる生薬です。

山椒
ウナギにかける、小粒でもピリリと辛いアレです。
薬としては胃腸薬や虫下しの薬として使われます。これも体を温める生薬です。胃腸を温めることで機能を促進し、お腹の痛みを和らげるのだとか。

生姜
漢方では生のものを生姜(ショウキョウ)、干した物を乾姜(カンキョウ)と呼び、それぞれ使い分けされます。
生姜は体を温め汗と一緒に毒を出し、吐き気を止めるもの。胃の働きを抑え
乾姜は体の水分のバランスを整え、おなかや腰の痛みをとります。生姜と同じく体を温め吐き気止めの作用もあります。

シソ(蘇葉)
シナモン(桂皮)と同じく気を補う生薬です。体を温め、胃腸の働きを良くしたり、つわりを改善をしたり。
解熱鎮痛効果もあるので風邪の初期症状を改善する働きもあるそうです。
あと、アレルギーを抑える働きもあるので花粉症の人などはなるべく食べた方がいいかもしれません。

棗(大棗)
最近はあまり食べない気もしますが、ドライフルーツとしても売っているようです。
作用は穏やかで気を補い血を養う――要するに免疫力を高め、虚弱体質を改善するような働きがあります。

蜜柑の皮(陳皮)
温州みかんの皮です。蜜柑を使ったお菓子など。
胃の調子を整える働きがあります。これもどちらかというと体を温めるものです。

杜仲
杜仲茶が健康食品として有名です。
確かに杜仲の葉は血圧を下げたり、尿の出をよくしたりする働きがあるようですが、漢方では樹皮を使い、こちらは鎮静・鎮痛・強壮に使われます。
 
総じて言えることですが同じ植物でも漢方用のモノと食材用のモノはちょっと違います。
漢方用のものは薬として存分に役に立つよう、厳選された地域から取り寄せた物です。
なので漢方にも使われている食材だからといって、生薬と同等の効果を得ることは難しいということは知っておいてください。言うなればサプリメントのようなものと思って下さい。

≪月の蛇≫

夜、騎影が二つ。林冲花英である。
林冲は渋ダンディー、花英はチャラ男。林冲はずっと目を瞑っている。

花英「いつまで目を瞑っているの?」
林冲「今更見たいものがある世の中でもねぇしな」

やっぱり「林冲」は何かしら影を持つ存在のようですね。
この林冲はそればかりでなく穏やかさも持ち合わせている模様。

さて飛虎。めでたく(?)翠華の臣下となった訳ですが、自分を使って何をしたいのかと彼女に問う。
目的は梁山泊の殲滅。だがそれをやるのは官の役目であって小娘のやることではない、と。
答えない翠華の様子に私怨であることを察する飛虎。

スッパリ斬られた蔡福に対し、腕を斬り落とされただけの蔡慶。うろうろしていた所で脱走した囚人達に囲まれた。
これまでの恐怖政治の箍が外れた囚人達は、反撃出来ない蔡慶に殴る蹴るの暴行を加える。
が、突然矢が降り注ぎ、囚人達は次々に射抜かれていく。
勿論犯人は花英。
翠華も矢を射かけられるが、青慈がかばって辛くも生還。

花英「蔡兄弟やられちゃってんの?」

飛虎は翠華と青慈を庇うように花英の前に立ちはだかる。が、何者かの気配を察知し振り向く。
気配の持ち主は林冲。
飛虎は威圧されてしまったのか、己が斬られたかのような幻覚を見る。

林冲「何でぇ、真っ二つに切られたような面してよ」

林冲、飛虎の蛇矛に何かを感じたらしく、それまで瞑っていた目をあけている。

林冲「(この禍々しい気配は――月の蛇)」
花英「ちょっとちょっと何何何ー?目開けちゃってるよあの人」

「月の蛇」って一体何だろうと思ってたら、飛虎の武器の銘だったのね。
しかし禍々しい、って一体ドユコト?
悪の立場であるはずの林冲が主人公である飛虎の蛇矛に禍々しさを感じる

動けない飛虎を放って林冲は蔡慶を回収してさっさと立ち去ろうとする。

飛虎「待て、どこへ行きやがる」
林冲「安心しろ。その矛をふるう限りお前とはいずれまた逢うだろう。そん時は――殺してやるからよ」

何もできないまま林冲を見送る飛虎。林冲と共に花英もいつの間にか姿を消していた。
緊張が解け崩れ落ちる飛虎。

飛虎「何なんだあいつらは」
翠華「『小李広』花英と元八十万禁軍師範、『豹子頭』林冲。梁山泊の礎を築いた男だ」
飛虎「どうなってんだ一体。あいつにはどうしたら逢える?」
翠華「私達と共に来れば、いずれ」

場面変わって梁山泊。

兵士「林冲頭領、呉郡市が忠義堂でお呼びです」

林冲「全て終わったと思っていた。見るべきものなどもはやないと、そう思っていたんだがな……。人の定めがもし天によって決まっていて、人が抗うことができないとしたら、これが俺の天命ってやつだ」

林冲、己の蛇矛の身を覆っていた布をとる。
現れたのは飛虎とは対照的に真っ白な蛇矛だった。

飛虎「そうだろ、王進殿」

待て次回。


や、飛虎の武器が蛇矛って時点で林冲とは何がしか特別な接点があるとは踏んでおりましたが、やっぱりか。
しかも王進絡み。気になる。
林冲は蔡兄弟なんかとは違って単なる極悪非道の悪人って感じのしない人なので、どういったいきさつで悪の組織である梁山泊に入ったのか、或いはどうして梁山泊が悪になってしまったのかが気になります。



≪AKABOSHI≫

冒頭場面はどこぞの飲み屋。
酔っ払った役人たちが「替天行道め、生意気だ!」とかクダ捲いている。その中で静かに杯を空ける宋江。

役人A「奴らはウジ虫だ!宋江殿もそう思わんか」
役人B「宋江殿はお上品な人だ。そんな下品なこと言わねえよ」
宋江「……彼らは"ウジ虫"です」
役人A「よく言った、宋江殿!」
宋江「(そう、替天行道はウジ虫――国が腐っているからこそウジが湧く。虫を湧かせたことを後悔するがいい)」

首領が自分の部下をウジ虫呼ばわりするってのはどうなんだろ。私は引くなぁ。

場面変わって梁山湖の上。
十字坡にいた替天メンバーの攻撃を食らっても無傷の何濤。

孫二娘「あの手に防がれた様ね」

何濤を守るように異形の黒装束が周囲を固めている。

何濤「君たちも宿星を集めているようだが、残念だったね。宿星の大半は我々が既に手に入れている」

え、そもそも宿星って"手に入れる"ものなの?

さて梁山泊。
相変わらず公孫勝vs.王倫。

王倫「これこそが力!この力で私は世界を手に入れるのだ」
公孫勝「その力は我が兄弟子『混世魔王』樊瑞から貰ったものだろう」

コーソンの回想。
樊瑞と思しき青年が去るのを止めようとするコーソン。
樊瑞は「この力はこんなところに閉じ込めておくものではない。俺はこの世を混迷に招く魔王となる」と言って去って行った。
樊瑞は厨二病を発症したんですね分かります。

ところで泡に閉じ込められていた戴宗達&刺客カルテット。30分経過したのか泡が崩れ去っていく。

天山勇「30分間暇だったよ」
扈三娘「って、戴宗何寝てんのよ!起きろ!」

戴宗、ご丁寧にねっ転がり、涎たらすほど熟睡していた模様。

戴宗「ただ寝てたわけじゃねぇ。寝ながら星の力の使い方考えてた何となくわかってきたぜ」

いやいやいや。(笑

戴宗さん睡眠学習力パネェっす。
つーか普通その精神世界的な何かを見せるんじゃないんかいw

戴宗「弓矢に、拳、剣に、動物――要するに星の力ってのは武器に宿すんだろ?」

戴宗の足から炎が立ち上り、伏魔之剣へとうつる。剣に穿たれた穴に炎が宿り、伏魔之剣が進化。
足から立ち上るのは原典戴宗を意識してんのかね。

同時刻、宋江は戴宗の覚醒(笑)を察知。
宋江の右目の周囲に謎の文様が浮かび上がっている。

天山勇「……優秀」
戴宗「何せ初めてなんでな、加減がわかんねーのよ!」

王倫とコーソンの力のぶつかり合いの間に入るようにちゅどーん。
十字坡メンバーも黒装束達に総攻撃をしかけ、待て次回。


言うまでもなく星の力(笑)覚醒の仕方のいー加減さにポカーン(゚Д゚)。そこは何かワンクッション置こうよ。
そして今回やたら見開きばっかなのは何なのかね。ただでさえ内容薄いのに更に薄味にしてどうすんのさ。
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女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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