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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,19

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2009
09,28
書き下し文だと「朋有り、遠方より来たる、また楽しからずや」。
昔趣味で暗記したなぁ。懐かしや。

GoogleのTOPが孔子になってて何だかちょっと嬉しかったのです。


もうすぐわが大学の文化祭(10月10・11日)なんですが、その作品作りをそろそろ始めないといけませぬ。
一応一つ二つ出品できるものはあるんだけど、今年は例年より広い部屋を使えるようになったおかげで作品数が少ないと寂しいんですよね。
とはいえうちの部は忙しい4年生が主力なので作品数は寧ろ少なくなりそうな……。

という訳で、せめて無駄に作業の早い私だけでも出来るだけ量産しとこうかなと。
既に出来上がってるのが二つありますが、加えて枕草子をテーマにした絵本でも描こうかなと思ってます。


ところで文化祭の公式ページ見たら我が創作部の出し物が「作品展示・販売」となっているのだけど……販売?
例年展示だけだったし特にそんな話も聞いてなかったけど、一体何売るんだろう。

≪AKABOSHIネタバレ感想≫

……と、その前に、前回最後に「それ何てティアクライス?」と書きましたが、分からない人の為にちょっと補足。
ネタバレになるので白字にしときます。知りたい方は反転して下さい。

DSのゲームに『幻想水滸伝ティアクライス』というのがありまして、主人公が遺跡で謎の本を見つけることから物語が始まります。
稀にこの本に触れると、一瞬幻を見、同時に「星の力」を授かり魔法を使うことができるようになったり特殊な能力を獲得出来る人がいます。これが『ティアクライス』の108星で、「星を宿す者」と呼ばれる存在です。
「星を宿す者」以外にも魔法を使うことができる人間がいますが、これらは謎の本を研究するなどして育成された、言わば人為的に作られた「星を宿す者」となります。


さて。
前回に引き続き、梁山泊&替天連合チーム+αVS.刺客カルテット。

戴宗「108魔星の力?」
天山勇「そう!天より選ばれし魔星の力を宿したものは”宿星”と呼ばれ、この世に108人いると言われている。108の星を揃えた者は天地の全てを手に入れると言われているよ」

うわぁ……何つーテンプレ通りな設定。
捻りの欠片もないな。

宋江とろっちーの言葉を思い出す戴宗。
そういやとっりー登場時に「集めるべき仲間の数は108人」とか言ってましたっけね。
「そう言うことかよ」と納得&むかっとする。

天山勇「君たちはまだ魔星の力を甘く見ているよ」

確かに梁山泊&替天チームの攻撃が全く効かない。それどころか何かパワーアップしだした。
天山勇は弓から羽がワサワサはえてくる。
寇滅はパンダと一体化。
崔道成は沢山踏みつぶせるように像の足みたいな手甲(?)が出現。
丘小乙はサッカーボールみたいなバリアみたいのに覆われる。

更に天山勇から戴宗にびっくりな一言。

天山勇「君はまだ魔星の力を1%も引き出せてない

剣から炎出せる上に禁軍兵士1000人を一瞬で片付けられる最強主人公・戴宗さんに更にパワーアップフラグが立ちましたよ皆さん。
わぁ凄ーい。世界が成り立たねぇーw

例えば[ライトノベル作法研究所]に曰く、「描きたい展開だけに目がいくと、底の浅い世界になる」。(第一研究室「リアリティのある世界観を作ろう」)
正にコレを地で行ってますね。
ていうか商業誌のくせしてこんな基本的なことに頭が回らない作品出していいんだろうか。

崔道成が地面をドスドスやって、炎のドームを消し飛ばす。
杜遷が外の一般兵を非難させようとするが、兵たちの様子がおかしい。ゾンビみたいな形相で「コロスコロス」言いながら襲いかかってきた。
どうやら王倫がフルパワーの言霊で洗脳し、操っているらしい。

林冲「あなたにも星の力とやらがあるんでしょう。何とか出来ないのですか」
戴宗「星の力とか知らねーんだよ。だが、あの感じには覚えがある。おそらく道術だ。道術は道術でしか解けねぇ。知ってる奴に一匹いなくもねーが……」

あら、「道術には道術」のルールだけは原作通りなのね。

天山勇「早く星の力に目覚めなよ!それともひそかに僕達から注意を逸らして庇っているそこの小娘を殺せば本気になるのかな?」

言われて翠蓮を自分の後ろに引き倒す戴宗。
ていうか翠蓮いつの間にそこにいたの。

天山勇「二人仲良く串刺しにしてあげる」

本当に佐々木小次郎モドキだなコイツ。
兎も角ケチョンケチョンにやられて絶体絶命な梁山泊&替天連合チーム。

と、その時「風よ、洗い清めよ」という声。
いきなり現れた謎の人物、おもむろに指で輪を作りシャボン玉を吹き出した。

洗浄風(シャンプー)!(笑)

強風とともにシャボン玉が舞い踊り、洗脳されている一般兵に当たる。すると、兵たちは正気を取り戻した。

戴宗「ようモコモコ。良い所に来たな。狙ってんじゃねーよ」
モコモコ「戴宗、ここは何処だ」

はい、正体は迷子の公孫勝でしたっと。
待て次回。


感想。


はぁ~。(溜息)

いやー、108星の設定をまさかここまで安直な使い方してくるとは思わなかった。古今東西で散々使い古されたようなネタを、よりにもよって天下の少年ジャンプ様に持ってくるか普通。
しかも集める数が108って、ゲームならまだしも漫画でやろうってのがもうね。
一応フジリュー『封神演義』でも序盤で「悪い仙人365人倒せ」ってミッション出てたけど、あれは主人公がすぐさま「何も全部倒さなくたって頭だけ潰せばいーじゃん」と言ってるのでノーカウント。

ていうかそもそも水滸伝で108星集める事に深い意味を持たせたら負けだと思うのは私だけですか。
知らず知らず、気づいたらいつの間にか108星が集っていくっていうのが水滸伝の108星だと思うんですよね。

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1985/08/16
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大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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