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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2020
02,23

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2012
08,25
お久しぶりです。
本日水滸アフタヌーンティー会なるものに参加させていただいたのですが、そこで水滸後伝の話題が上りました。
そして帰り道に近所の神社のお祭り……というか神社に至る坂道を見て、何故だかそれを「あちらの世界へ通ずる道」だと思い、唐突に思い至ったただの妄想です。
我ながら飛躍した連想経路だと思いますが、多分夕べ金曜ロードショーで『崖の上のポニョ』やってて、ポニョの考察とか見ちゃったせいだと思います。

さ、前置きは置いておき、語っちゃいますね。

結論から言うと、水滸後伝はあの世の物語かもしれない、ということです。
だから史実と違ってハッピーエンドだし、シャム国そのものが実在しない。
李俊が渡ったシャムの国とはニライカナイとか竜宮とかなんかその辺の、所謂「あちらの世界」。
なんでこう思うのかを、これから説明していきます。

まず、水滸108星はそもそもこの世の存在ではない。
何しろ水滸伝本編で伏魔殿封印されていた魔王と語られている。
魔王とはいえ、本来天を飾る星々である彼らがどうして人界にいるのかは本編では語られていないが、これについては「かぐや姫」よろしく天界で犯した罪を人界で清めて点に帰るまでの通過儀礼という説がある。
方臘戦や戦後直後のあれこれでサクッと死んだ人たちは罪を雪いて天に帰ったのなら、生き残り組はどうしたのだろうか?
罪を雪ぎきれなかったのか?それもあるかもしれない。
が、こうは考えられないだろうか。

自分の意志で天に帰るのを拒んだのではないか?

そういえば李俊ら水軍を中心として、招安直前や方臘戦中に宋江との決別を匂わすシーンがあった気がするぞー?

とはいえ、もともと人ならぬ身の彼らである。結局人界に長くは留まれない。
あがいた結果向かった先が海の向こうのシャム国=天界とは別次元のあちらの世界だった。
先のポニョ考察にもあるように、海を渡るというのは死後の世界や異界への旅立ちを暗喩させる表現でもある。

シャム国の正体だが、これは竜宮ではないかと考えている。
根拠は李俊のあだ名・混江竜と、その配下・童兄弟のあだ名・出洞蛟&翻江蜃。蛟と蜃というのは虹と並んで竜の眷属とされる存在である。
もしかして李俊の魔王としての出自が竜神ということが考えられるのではないだろうか。だとすれば李俊が安住を求める地とは竜宮をおいて他ならない。
シャムの国を平らげてシャム国王から禅譲されるのは、李俊=竜神が留守中に荒れてしまった国を建てなおして、もう一度玉座に返り咲くための通過儀礼と考えられる。
そういえば眷属の一つ・虹が108星にはいないが、もしかするとこいつが李俊=竜神不在の間国を支えていたシャム国王かもしれない。
眷属の一つを国元に残しておいたからこそあっさりシャム=竜宮に渡れたのかもしれない。

では金との戦いとは何なのか?
人界の出来事のようだが、そもそも史実と異なる時点で既に「あちらの世界」とも考えられる。
もしくは人界と連動しているが、実は人界と決別するための通過儀礼だったということではなかろうか。

そもそも水軍勢は108星の中でも異色の存在である。
全体的にはまとまっているが基本的に烏合の衆である梁山泊の中で妙な結束感・独立感を保っているのが李俊率いる水軍である。
水軍という特殊な部隊であることに起因するものと当然考えられるが、108魔王の中でも竜神とその配下という、異端な存在だったからだと考えるとちょっと面白い。
108星中の兄弟は天地の星に分かれていない限り、基本的に席次は隣どおしである。が、張兄弟と阮3兄弟だけはなぜか交互に並べられている。
天魁星・宋江が星を束ねるため、彼らの結束を乱して竜神=李俊の結束を乱す意図があったとしたらどうだろう?
方臘戦中に死別し、宋江とともに天に帰ってしまったのはそのせいではないか?
一方で、もともと竜の分身である童兄弟は兄弟の結束を乱されず、そろって生き残っている。

ところで水滸後伝には生き残った108星のほかに、108星ジュニア、王進、扈成らがシャムに渡っている。これは何故か?
単に108星との絆があったから引っ張られたのではないかと。
絆があるせいでそう遠くない未来に宋江と一緒に天に帰るグループに引っ張られる運命にあったのを、李俊が解放するべく回収したのかもしれない。
もう一つ、あんまり考えたくない動機があるが、これは相棒・穆弘を連れ去った宋江へのあてつけ。
つまり、「俺の片割れを奪ったお前から、可愛い子供たちを奪ってやるぞ」的な……うん、これはちょっと怖いかな……。

異界の門としての海について。
海も山も、生(恵み)と死(遭難etc)の両方の側面を持つことから異界の門と考えられる。
山はわりと高確率で何かしらの神が封じられていることが多い。そしてそこには祠なり廟なりあって、神の領域と人の領域とを分けるようなものが何かしらある。日本では鳥居や参道がこれにあたる。
一方、海はといえば、何もない。
強いて言えば四海竜王とかがいるらしいってくらいだが、具体的な線引きのようなものはない。つまり境界が常に曖昧である。
境界があいまいだから、人界と「あちらの世界」が混同されたまま水滸後伝の世界が紡がれているのではないだろうか。

……なーんてことを考えました。

私は水滸伝を神話としてとらえる傾向にあるため、こんなことを考えるのだと思います。
もともと、水滸後伝はハッピーエンドで気持ち良い反面、都合がよすぎてリアリティがないと感じることもありました。
だから私は水滸伝の続編は岳飛伝で、後伝は水滸伝の悲壮な結末に救いを求めた「if」の物語という認識でいました。
が、本編で語りきれなかったものをちょっと違う視点で描いた作品だと考えると面白いとも思うんですよね。
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2012
05,14
映画『テルマエ・ロマエ』を観てきました。
原作漫画のファンなので原作の雰囲気をどこまで再現できてるのかなーって期待半分心配半分だったんですが。

結論から言うと、なかなか良かったです。
観て良かったと思える映画でした。

あ、ネタバレ要素は白字にしてますので気にしない人だけ反転してね。

主な登場人物は日本人でモブが現地人というのは訊いてたんですが、主演の人たち、というか阿部寛の顔が濃いせいか(笑)あんまり違和感なかったです。
ハドリアヌス帝とケイオニウスはもっと濃くても良かったかな。
原作独特の風呂に対する真剣すぎてアホにしか見えない、あの独特のノリも健在でした。歪みないww
奥さん(リウィア)と金精様のエピソードはあと30分くらい追加してもっと掘り下げても良かったと思うけど、他は概ね良い感じ。
特にルシウスが迷い込んだお風呂の再現性はかなりのもので、原作ファンとしては感動を覚えました。

さて問題はオリジナル要素。というか主に上戸彩演じるヒロイン・山越真実。
原作1巻で登場するお風呂の展示場のOLと、4巻で登場する小達さつき(ディアナ)を混ぜたようなキャラ……なのかなあ?
でも第一印象は「何て残念なヒロイン……」でした。言っておきますが褒め言葉ですよ?
序盤はルシウスがトリップする先に何故かよく居合わせるってだけで、特に原作シナリオに浸食してきたりはしません。
が、後半になるとルシウスに好意を持ち、映画版オリジナルシナリオに絡んできます。ローマ服姿も拝めるんですが、これがなかなかに可愛い。
それにしてもルシウスに惚れたからってローマ史とラテン語をペラペラになるまでしちゃうなんて末恐ろしい女や……。
ていうかラスト。いやまあ職業から何となーく予想はしてたけど、そうきたか。でも流石にノイタミナまで出ちゃうなんて思いもしなかったわ……。

個人的には私、このヒロイン好きです。
今んとこ原作ではさつきちゃんがヒロイン各っぽいですが、私は真美さんの方がいちいち楽しくって好きですねw
シナリオの方は良い具合にまとめちゃいましたねーって印象。
シナリオの関係でケイオニウスは大分キャラが変わっちゃってるんですが、映画という一本の作品にまとめようとするならこういう方向性もアリかも、と思える感じです。
最後の最後で全ての道はローマに通ずってのもなかなかニクい。

あとはまさかすぎる伏線回収(涙の件)には衝撃というか笑撃を受けましたねー。
ところでEDで奥さん出てなかったんですけど、彼女のその後はいったいどうなったのか気になります。
あとルシウスがトリップするたびに出てくる歌手。テメーはいったい誰なんだ……。

ともあれ、最後まで「えええぇぇ」と衝撃を受けたり笑ったりと色々忙しい、楽しめる映画です。
緩ーく楽しく映画を観たいのなら、これは結構お勧めです。
2012
04,03
えー、私は今まで忍者ツールの「かんたんHP作成ツール」なるものを使ってこの黒曜苑を作って運営して参りました。
「かんたんHP」というのは、ブログやってる方にはおわかりいただけると思うんですが、HTMLとかの知識がなくとも編集画面に好きなように文字字を打ち込んだり画像をコピペするだけで簡単にHPが作れてしまうというとっても便利なツールです。
私のように面倒くさがり屋な人間にはとってもありがたい代物でした。

が。

その「かんたんHP」のサービスが、国試勉強で忙しくしている間に停止してしまったらしく……
つまりこれからは手打ちでHPを作らなければならなくなりました。

うん、まあ焦りましたよね。
だって私が創作水滸伝サイト「黒曜苑」を持ったのは私が高校生の頃(約10年前)ですが、HTMLの勉強をいやがって今の今までずーっと「かんたんHP」的なツールで運営してきたんですもの。
今更それを捨てろと言われちゃあ……

んで、結局あきらめて勉強することにしました。

おかげさまで何とかそれらしいものができあがりましたよ!
とりあえずできあがった新しいページはこちらです。
まだ工事中でコンテンツは真っ白ですけども、これからコツコツ移動させていくことにします。

あ、DLという謎のページがありますけれどこれは「ご自由にお持ち帰りください」な自作素材なんかを入れていこうかと思ってます。
とりあえず最近ATOKとIME用の水滸伝辞書を作ったのでそれでもブチこんでみようかと。
この水滸伝辞書は私の創作用なので要らん人物名や単語が紛れ込んでたりしますが、それでも気にならない人はどうぞってことで。


ちなみにHTMLゆとり脳な私が突貫工事でここまでできちゃったのはこちらのページのおかげ。

やさしいホームページのつくりかた
 図解ありなのでガチ初心者でも多分できます。
 ていうか私はできた。

ホームページ作成の第一歩
 フレームの使い方勉強しました。
2012
04,01
表題の通り、この度、第97回薬剤師国家試験に合格いたしました!
合格通知が届くまでにはまだ時間があるので免許申請もできてませんが、これで晴れて「薬剤師の卵」から「薬剤師」になれそうです。尤も、私は今春から大学院へ進学予定なので資格持ってるだけのペーパー薬剤師な訳ですが。

さて国試ですが、私は6年制薬学部の第1期生。
というわけで、国試問題も新課程です。何というか、おもしろい問題ばかりでしたよ。
最初の1回だからか難易度は寧ろ常より低いくらいなんですが、出題傾向がまるっと変わってしまっていたのでかなりとまどいました。
うまく説明できないんですが、「えっ、そこ訊くの?」「そう来たか……」と思わせるような問題ばかりで。
国試にも予備校があるんですが、そこだってこんなに様変わりするとは思ってなかったでしょうねぇ。

「船釣りしたイカを刺身(イカそうめん)にしたらおなか壊した。
 →問1:原因菌は何? 問2:適切な治療薬はどれ?」
「薬物中毒とおぼしき人が警察で保護され、その後病院へ搬送された。身体所見はこちら。
 →問1:原因薬物は? 問2:適切な治療薬の構造を選べ。」
「肺癌が脳転移してるかも。PET-CT検査をしたいので薬の調整依頼が来た。
 →問1:調整すべき放射性検査薬は? 問2:この検査役の測定にはどの放射線を測定する?」
「病院で以下の注射剤を保管することになった。
 →問1:適切な保管方法は? 問2:添加物の中に界面活性剤として乳化剤が含まれているのはどれ?」

といった感じで、実践的?な雰囲気の問題が多かったです。これまではこういった問題はなかったので新鮮でした。
ちなみに「刺身(イカそうめん)」は本当にそう書いてありました。カッコ書きで説明しなくとも……と誰もがつっこみを入れた問題w

新国試の問題の構成はこんな感じです。

1日目① 必須問題:簡単な基礎問題。ここでほぼ100%とれていれば後がかなり楽。
1日目② 一般問題(薬学理論問題):物理、生物、化学などの基礎科目。
1日目③ 一般問題(薬学理論問題):薬理学、病態・治療などの薬と治療に関する科目。
2日目① 一般問題(薬学実践問題):基礎科目+実務の複合問題。
2日目② 一般問題(薬学実践問題):薬理+実務の複合問題。
2日目③ 一般問題(薬学実践問題):病態・治療・法規+実務の複合問題。

今までは複合問題とか分かれてなくて、総合得点が65%以上だったら合格、とかだった気がする。
複合問題は2問一組(例えば1問目:生物、2問目:実務)になっていて、両方正解して初めて点が貰えます。先ほど紹介した問題はこの複合問題に当たります。
で、合格ラインは以下の条件を全て満たすこと。

・必須科目得点率60%以上
・科目別得点率35%以上
・総合得点率65%以上

だったかな?(^^;
とにかくそんな感じなので、今までは可能だった「苦手分野を捨てて得意分野で点を稼ぐ」ということはできなくなっています。
その代わり、必須問題でほぼ100%とっていれば残りはだいたい半分以上くらい正解していれば何となーく合格ラインに入ってくるという寸法です。(逆に、必須で落とした人はかなり苦戦したか、あるいは……)

今回については必須問題はかなり簡単、ただし衛生が割とエグい問題が多くてここで足切り食らった人がいる模様。
理論問題は出題傾向はがらっと変わったが難易度自体は平年並。薬理は簡単。過去問しか勉強してない人でなければ十分戦えるレベルの筈。
問題は実践問題。概ね簡単なのだが、2問一組なので正答率に対して得点率はどうしても低くなってしまう。ただ、問題によっては前後の問題から答えが推測できるものもある。
あと、今までは「正解の組み合わせを1つ選べ」だったのが「正解を1つ選べ」「2つ選べ」が混在しているので非常にマークミスがしやすい。(笑)

……というわけで、受験した感想としては

「過去問とは何だったのか」
「難しいわけではないが非常に困惑する」
「だが面白い」

ということになりますw



ん?
試験は3月3・4日なのに今の今まで何してたのって?

……割と呆然と時を過ごしてましたよ。orz
日がなゴロゴロしたり、試験勉強中に出た幻水とゼルダの新作やったり。

あ、卒業旅行は台湾行きました。その後別の友人と掛川花鳥園行ったりとか。
卒業式は袴、謝恩会はチャイナドレス着ましたよっと。





◆WEB拍手お返事

>1月13日(月の蛇打ち切り~)の方

感想ですね。
低空飛行でしたものねえ……主に飛虎さんがどこへ着地しようとしてるのかわからなくなりつつあったので仕方ないかなあとは思うのですが(というか最後の方は翠華さんが主人公だった気がするんですけど気のせいですか)。

せめて……せめてとりあえず108人出してから消えてぇぇぇええええええ!
赤星もそうだけど、原作あり作品は引き出しの中身全部ぶちまけてから終わっても良いと思うよ!
打ち切りと百も承知してる身にとっては残りのメンツがどうなってたのかはすごい気になるんだよ!

宿大尉と高Qの確執?とかも描かれているあたり、そのへんの構想はちゃんとあったんだろうなーというのは垣間見えるので勿体ないような。
でも仕方ないような、あれはあれで比較的綺麗に終われてるからこれで良かったような。うーん。

ところでこれでゲッサンを購読する最大の理由が消えてしまったわけですが、信長協奏曲とリンドバーグが気になるので買い続けようと思います。
2011
12,22
本日母の手術でした。

成功でした。

血小板数はまだ十分回復してないことから、まだまだ予断許さない状態が続いているのですが、取り敢えずは無事に終わりました。
本当に良かったです。
まだ不安は尽きないけれど、取り敢えずの成功が今は本当に嬉しい。
病院で付き添ってた弟から連絡受けて、柄にもなくわんわん泣いてしまいましたよ。
祈祷とかしてみた甲斐がありましたね~。

ところで、この祈祷に関してちょっと不思議なことが。

祈祷の日取りは巫女さんの薦めで手術日の前の大安(19日)に頼んだんです。
奇しくもこの日、ずっと低いままだった血小板数がいきなり持ち直したのだそうです。

血小板数の基準値は15~35万くらい。血小板輸血の適応になるのは2万を切ってから。
ちょっと前までこのギリギリ2万のラインだった血小板数が、祈祷した日に4万くらいになったのだとか。
それでも足りないので結局輸血しながらの手術でしたが、回復した原因は不明だそうです。(そもそもへったっ理由も不明なんだけどね)

……医薬祖神の御利益なんでしょうか……?

ともあれ、折角良い結果になったことですし、後日五條天神社にお礼参りをして、これからもよろしく頼んでおこうかと思います。

それと、この神社の存在を知るきっかけを作った後輩のK君に感謝ですねー。

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プロフィール
HN:
年齢:
34
HP:
性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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