忍者ブログ

曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,26

«[PR]»

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011
12,21
「世界不思議発見」を見ていたら、ちょっと心惹かれるお菓子の情報を得ました。
それがパンペパート。
イタリアのシエナってところで作られていたケーキの一種で、胡椒を使っています。
ペパートってのは胡椒を意味するそうで。

参考文献はこちらのレシピ。
が、材料がいまいち揃わず、色々調べてたところ中に入れるものは案外フリーダムなようなのでいきなり我流で作ってみました。
ちゃんとそれっぽい物が出来上がりましたよー。

jemav.jpgこんな感じ。
焼く前に小麦粉まぶしすぎたせいか全体的に白っぽいですが、味は悪くないです。
見た目通りチョコレート味が主なんですが、後味が胡椒でスパイシー。
意外と甘さはそんなに感じません。
ナッツがゴロゴロ入っているので食感も良いですし、飽きがこなくていくらでもいけそう。

……というかコレ、食べ進めれば食べ進めるほど中毒性を増す代物のような気が……。

我流レシピで良ければ……ってことで合成法を載っけときます。


≪原料≫

板チョコ(ブラック) 4枚(約250g)
蜂蜜 100g
アーモンド 100g
ヘーゼルナッツ 100g
シードミックス(南瓜の種・ヒマワリの種など) 約100g
オレンジピール 180g
ブルーベリージャム 100g
小麦粉 100g
純ココア 25g
インスタントコーヒー 25g
胡椒 大匙1
シナモン 小匙1
ナツメグ 小匙1
コーンスターチ 小匙1
濃いめに出した紅茶 200mL


≪合成法≫

1) チョコレートと蜂蜜を90℃の湯浴で溶解させる。
2) ボウルに全ての材料を入れ、撹拌しながら室温まで冷ます。
3) 生地に小麦粉をまぶしながら直径5cm、高さ2cm程に成型。
4) クッキングシートに乗せ、オーブンで160℃で25分間加熱。
5) 一晩乾燥させて完成。


≪考察≫

私はオレンジピールを入れましたが干しぶどうとかを入れるのが多分一般的。
他にもイチジクとか入れてるレシピも見かけたので、その辺は好みで良いと思います。

ブルーベリージャムは余ってたから入れただけで、特に意味はありません。
が、この量じゃあんまり効果がないように感じます。
ナッツの存在感がかなり大きいので半固形のジャムよりも固形物のドライフルーツの方が良いようです。

紅茶を入れたのは、単に「こうしたら美味しくなるかなー」と思って入れただけです。が、あまり意味はありませんでした。
本来は濃い出しコーヒーだったのですがインスタントコーヒーで代用してしまったのでうっかり魔が差しました。
コーヒーか、濃いめのフルーツジュースの方が良いと思います。

小麦粉の量は目撃したレシピよりもやや多めにしています。
個人的に生地が多い方が好きなので。
おそらくは「チョコレートと蜂蜜にナッツ類とドライフルーツをこれでもかとブチ込み、胡椒を中心としたスパイスを入れて少量の小麦粉で繋いだもの」をパンペパートと言うのだと思います。だからこれさえ守っていればきっと何でもパンペパート!(笑)

結構簡単に作れるのは良いですね。混ぜて焼くだけ。特別手に入れるのが難しい材料もないですし、分量適当でもイケそうなので大体の作り方覚えてしまえば幾らでも応用が利きます。
ただ、難点はやっぱり材料費がかかることですね……フルーツとかは自分で砂糖漬けとか作って入れれば多少節約できると思いますが、ナッツが……。
あと、如何せん「大人の味」なので万人受けはしないと思われる(特にお子様など)。大人同士のプレゼントにはちょっとオサレで良いかも。
PR
2011
12,15
お久しぶりです。
いや本当にお久しぶりです。

11月に卒論を提出し、ポスター発表による卒論発表も無事終えました。
研究室旅行にも行ったし、あとは勉強して卒業試験と国家試験に合格すれば晴れて卒業&薬剤師の卵から薬剤師に&院生生活スタート!
ただ、母の病状が悪化してしまいました。詳細は暗い話なので続きのページに隔離しときます。

e33th.jpg……というわけで、気休めなんですけど医薬祖神を祀っているという五條天神社にお参りしてきました。
ここ、薬局や製薬関係の業者さんが毎年参拝に来る神社なんですって。
母も薬剤師、私も薬学生、色んな意味で御利益ありそうだなーと思って。
ちょっと前にも、定期の関係でアクセスしやすい弟に、お守り購入とお参りをしてもらってたんですが、やっぱり自分でも参拝しておきたくて今日行ってきました。
折角なので祈祷も依頼してみましたよ。
正直痛い出費だったけど、私にとっては一種の精神安定剤みたいなものなのでよしとします。('ー`)

因みに医薬祖神の正体は大国主神みたいです。
そう言えば古事記で傷ついた因幡の白ウサギを治療したり、自分が兄弟に殺されて薬で蘇ったりと、医薬関係のイベントの多い神様ですね。

DSC_0062.JPGこの神社を知ったのは研究室の後輩が私たち卒論生全員にここのお守り(合格祈願)をプレゼントしてくれたからなんです。彼には本当に感謝ですね。
彼の他にも手作りのお守りをくれた後輩もいます。
いやあ~本当に良い後輩に恵まれたなあ、私たち。
 
2011
08,06
大学院薬学科博士課程の試験。

合格しました。

えらいぞ私!さすがは私!

……とか言って、合格発表は試験日の2日後だったんですが、その間ずーっと

「落ちてる気がしてきた」
「いや絶対落ちてる」
「もう駄目かも」
「\(^0^)/」
「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああ(; ´Д`)」

……と言った具合で不安で何にも手が着かず、何も考えないためにゲームに手を出すというそれはそれは酷い1日を送ってました。
大学入試よりも不安定だったかも知れんw
まあ大学入試は失敗しても滑り止めがあるけど、就活してないので院試落ちたらニートですものね私。

で、合格発表日。
合格者の張り出しやってる作業見てるだけで胃がきりきりいって吐きそうになった。
で、自分の番号確認した途端脱力w
本当高校入試や大学入試より(ry

ともあれ合格書類受け取って有頂天になった私は何故かそのままフラッと銀座へ繰り出し、キルフェボンへ。
ええ、タルト食べに行きましたとも。
因みにイチジクのタルト、トマトのタルトにグリーンアールグレイを頂きました。
どれも大変美味しかったです。

合格できたら美味しいもの食べに行こう!とは決めてたんですが嬉しすぎてグレード上げすぎたorz
おかげさまで私の財布は地味に大ダメージ食らったのですが後悔はしていない。( `・ω・´)キリッ

いいんだもん。
先週オープンキャンパスの相談員スタッフのアルバイトしたもん。
(来場者と世間話するだけの簡単なお仕事だけど…)



……キルフェボン。
コーヒー風味のチョコレートのタルトも美味しそうだったなあ。
もうすぐ誕生日なんだけどもう1回行っても良いかなぁ。
2011
07,17

お久しぶりです。

現在大学院入試に向けて鋭意勉強中の嵐斗でございます。
因みに試験は来月頭です。
とうとう1ヶ月切ってしまいましたよ……( ;´Д`)ギャース
そして院試が終わったら今度は国試の勉強しなきゃだよ……( ;´Д`)ギャース

それはそれとして、表題にありますように【なんちゃって医学検証】の「楊志の破傷風」の頁を一時凍結させていただいてます。
というのも、漢方薬を使った破傷風の治療例の情報が手に入ったからです。
序でに言うとそれが終わったら「武松の瘧」も凍結・改訂を行う予定です。他にも破傷風に効くとされる生薬の情報もチラホラ。

つい先日まで大学の医薬品天然物化学――平たく言うと生薬などの天然物から成分を抽出してその働きやら合成法やらを研究する分野です――のレポートで調べ物をしてたら見つかったのです。
と言ってもターゲットにしてたのはマラリア治療薬に関する情報なので破傷風は序でに調べてたんですけども。

簡単に内容を説明いたします。

・日本で破傷風を発症した患者に芍薬甘草湯を投与したところ即効性の効果が得られた。科学的に薬理効果の裏付けもあり。症状によっては葛根湯、梏楼桂枝湯、大承気湯なども有力。
・破傷風に効果のある生薬として防風、天南星、全蠍、蜈蚣、蝉蛻などがある。蝉蛻については臨床報告もあり。
・マラリアに効果のある生薬として黄花蒿、鴉胆子の他に常山がある。

芍薬甘草湯は急に足が攣ったりといった急激な筋肉の痙攣に即効性かつ高い効果があるというのは去年の薬局実習中に学んで知ってたんですが、まさか破傷風みたいな重症例にも効果があるとは思ってなかったのでこの情報見つけたときはびっくりでしたよ。

ところで全蠍、蜈蚣、蝉蛻はそれぞれサソリ、ムカデ、セミの抜け殻のことです。
悲華楊志……生存フラグ立てようと思えば立てそうですが、ちょっと気の毒な気も……w
2011
06,05

5月29日、横浜は関帝堂書店にて大電波水滸会が開かれました。
前回参加したときも凄いあめと風でしたが、例によって例の如く今回も天気はあいにくの雨。
(毎度酷い天気なので私が風神、商人さんが雷神という説が微妙に流れてましたw 濡れ衣だよーぅ!)

あ、大電波水滸伝てのはtwitter上で広がった水滸伝愛好者の集まりです。水滸スキーならば誰でも入れます。と言うか会員、と言うほど堅苦しいもんでもないのですけども。
関東の会長はうちからもリンクさせていただいてる土井瞭さん、関西は同じくもしお(はるにれ)さん。twitter上で水滸会の告知があった時に名乗り挙げれば参加できる感じですかね。

さて当日。
まずはちょっと早めに着いたので、同じく早めに来ていた矢純さんとつしまさんとでお昼ご飯を頂きました。
そこで取り敢えずフライイング名刺交換会。
あ、前日に名刺持ってこれる人は持ってきてねー、と告知があったのでオフライン活動してない私もちゃんと持ってましたよ。
お互い示し合わせたように何種類か名詞作ってたw

で、水滸会。
例によって名刺&手土産交換会の後、事前に「自分に近い好漢は誰?」という宿題が出されていたのでその話題に入りました。
実際には自分に近いかどうかというより他称で決まっていきましたけども。
もしおさんは李応。声優やってらっしゃる七穂さんは小楽和。『女子読み』作者のひさみちさんは孫二娘……と決まっていったんですが、肝心の組長・土井さんがなかなか決まらない。
というか色々な案が上がったものの土井さんがゴネるので(笑)決まらないw
二転三転してろっちーで良いよもうwとかなった挙げ句……あれ?結局何に決まったんだっけ?←オイ

……私?薬剤師の卵って事で問題なく薛永ですよ。

その後は夏コミで大電波水滸会で出すことになった同人誌やらポストカードやらの話やら恒例の好漢萌え話やらと話題はとめどなく展開し。
そんな時、関帝堂書店の店長さんの出したメニューから今度はワークショップが始まりました。

店長さん、前回も『女子読み』の好漢イラストをのっけたケーキを出してくださったんですが、今回もやってくれました。
しかも前回天罡星だけだったのが今回は天罡・地殺を総なめにかかりました。恐ろしい人w
え、実は108人に足りない?誰が?え、宋江がいない。李俊いない。宣贊もいない。

店長「足りない人は皆さんが作って下さると言うことでw」

ナ、ナンダッテー!?

色めき立つ一同。絵描き共はすぐさま臨戦態勢に入り、足りない連中を(マイ水滸で)描き始める。字書き共はそれをせっせと切り取る。
何このクラフト水滸会www
でもすっごい楽しかったです。
因みに私は林冲、董平、宣贊を描かせていただきました。我が家の宣贊お母さん、皆さんにちょっと面白い反応いただけて嬉しかったです。



◆WEB拍手お返事

>5月14日 紫苑さん

お返事が遅くなってすみませんでした。
せめて解答はガッツリさせていただきます。(`・ω・´)

イラストが上手くなるコツですか……。
コツといえるのかどうかよく分からないのですが私の場合、頭の中で完成図をイメージしながら描くと良い出来になる気がします。そのイメージが具体的であればあるほどうまくいく事が多いです。
友達にも言われたことがあるのですが、私は”センスで描く”タイプの人間なので想像力で補ってる部分が大きいのだと思います。

あとは月並みですが、沢山描くこと。
描く量に比例して画力が上がるかと言えば必ずしもそう言うことはないんですが、描かなければ確実に退化します。これは最近私自身が実感してることですw
描くときはどういう線を描いたら美しく見えるのかとかをよく観察しながら描くと上手くなるスピードは上がると思います。ただ惰性で描いているのでは画力の維持は出来ても向上は出来ないです。たぶん。

因みに私は模写から入って自分の絵柄を確立していったクチです。
最初色んな人の絵を手当たり次第真似して描いて、色んな目の描き方、服の皺の描き方、手の描き方、ポージングなどを一通り体験してみて、自分が一番上手く描きやすいものを習得していくという手順を踏んでました。
なのでスケッチとかは殆どしてないんですよね。
特に研究してたのが宮崎駿、山田章博、サンライズのガンダムSEEDの絵(『無限のリヴァイアス』時代)などです。
細部の描き混みが兎に角凄い山田章博とは対照的に、最後の『無限のリヴァイアス』は線が極端に少ないのでデフォルメの練習になりました。違うタイプの絵柄をいくつかあたってみると良いと思います。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]


« 前のページ:: 次のページ »
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
年齢:
38
HP:
性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
ブログ内検索
twitter
pixiv

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP
忍者ブログ[PR]