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曇った鏡

黒曜苑 更新履歴兼日記
2024
04,25

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2013
09,10
本屋で立ち読みしたロシア料理の本に載ってたレシピを参考に、プロフ(ロシア風ピラフ)作ってみましたよ。

完成品がこちら。

我ながらなかなか美味しくできたので、作り方を紹介させていただこうかなーと。

≪材料≫
・米 1合
・水 2カップ
・ラム肉 or 牛肉 適当
・玉葱 1個
 
・ズッキーニ 1本
・ピーマン or パプリカ 1個
 
・レーズン 一掴み
・クレイジーソルト 少々
・大蒜 1欠片 or チューブで指1関節分
・醤油 大匙1
・胡麻油 大匙3
・ミニトマト 5~6個
 
≪合成方法≫
1)材料の用意。米は洗っておく。玉葱は櫛切り、その他の野菜は賽子大に切る。肉も1口サイズに切っておく。レーズンは半分に切る。大蒜はチューブでない場合、みじん切りに。
2)フライパンに胡麻油をしく。油が熱くなってきたらフライパンを傾けて肉、玉葱、大蒜を揚げ焼きにする。
3)調味料とその他の野菜を投入し、炒める。
4)野菜に火が通ったら米と水をまんべんなくしき、蓋をして炊く。炊き加減は味見しつつ調節。
5)米が炊きあがったら蓋を取ってレーズンを投入。レーズンを軽く炒めながら米の水分も飛ばし、お焦げを作る。
6)皿に盛りつけ、ザク切りにしたミニトマトをトッピング。油っこい料理なのでトマトの酸味でさっぱりします。
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2013
08,30
今思えば的なことをつらつらと。

今の私の望みって、端的に言えば「自由」なんですよね。
母の支配からの自由。自分のことを自分で決められる自由。
もうなんか、それさえあればいつ死んでも悔いはないかもしれないってくらい。

①今思えば、絵を描くことや空想にふけることにのめり込んだのは自由を求めての行動かもしれない。

小さい頃から家では母の支配下にあって、家の外ではいじめられていて、
そんな私でも自由になれるところが絵の中の世界と空想の世界だったのではないかと思います。
単純に人に褒められる部分がそのあたりしかなかったからというのもあったんでしょうが。
だからでしょうか、夏休みの宿題とかで読書感想画を描いてて、母に口出しされたとき物凄く不快だった記憶があります。

②水滸伝に傾倒したのも自由に憧れて?

水滸伝って、平たく言うと自由を奪われた、奪われそうになった人たちが支配から脱却して面白おかしく生きるお話じゃないですか。
水滸伝の結末の無常さに自分の現状を重ねていたのもあるかもしれません。
でもそれ以上に、私にとって水滸伝ってまぶしいものなんですよね。何故まぶしいかと言えば、それは彼らが自由だからだと思うのです。

因みにこの頃『進撃の巨人』が好きすぎて時折夢に出てくるくらい傾倒してるんですが、これも自由というキーワード故かもしれません。
「自由でなければ生きている意味がない」というのは主人公エレンの言葉ですが、私もそう思います。

③水滸伝以外に考えてる物語について

絵や小説としてまがりなりにも形にしてるのは今のところ水滸伝だけなんですが、脳内でずーっと暖め続けている物語があります。
西洋ファンタジーなんですけど、平たく言うと「父と息子で殺しあう話」で「自分を乗っ取ろうとする存在から解放されるために死ぬ話」で「肉親も友人も何もかもを捨てて初めて自分の人生を歩めるようになる話」です。
さりげなく自分の状況とか願望とかが入っていたのかなあと。

最近よく、親も友達も恩師も何もかもとも縁を切って独りで生きていきたいなあとか考えることがあるんです。


さて、ここから少し、両親についての分析。
2013
08,30
大変お久しぶりです。

タイトル通りですが、この度うつ病になりました。
原因は端的に言えば親子関係です。

というわけで今回は薬学人らしく原因の解析とか薬の紹介とかしつつ、文章化することで自分の心の整理もしていこうと思います。
こんなケースもあるんだなーと参考にしていただければ幸いです。
とはいえ、原因とかの話題になると重たい話もあるでしょうので、苦手な方はスルーしてくださいね。

【うつ病診断までの経緯】
2013年2月頃から熟眠障害やめまい、易疲労感をおぼえる。
内科・耳鼻科・神経内科などで精密検査を受けるも異常は見つからず、ちょうど初の学会をひかえており、ストレスがかかりやすい状況下であったため一時的なものと考えていた。

同年3月頃から母との些細な諍いをきっかけに、母の干渉の一切に嫌悪感と恐怖感をおぼえ、情緒不安定になりがちになる。

同年8月には気がゆるむと突然涙が流れるなど情緒不安定さが急激に加速し、心療内科を受診。めでたくうつ病の診断をうける。
診断を受けたことで何だか「もう頑張らなくて良い」と許された気がして、逆にほっとしました。

今思えばですが、2012年8月頃から朝起きたときに吐き気が酷く、内科にかかるも原因不明だったことがありました。
これも前兆症状だったのかもしれません。
また、論文を読もうとしても全く頭に入らなくて悩んでいたのですが、抗うつ剤を飲み始めてから理解できるようになりました。知らず知らずのうちに理解力の低下も来していたようです。うつって恐ろしい。

今年8月になって急激に悪化したのは時期的な問題(後述)と、スーザン・フォワードの『 毒になる親 』という本を読んで、原因について自己分析をするうちに苦悩が増したというのが要因ではないかと思います。

【治療】
①サインバルタ20 mg

サインバルタはセロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害薬(SNRI)と呼ばれる抗うつ剤。
至極単純に言えばセロトニンは幸福感、ノルアドレナリンは闘争心を司る物質。
うつ病の人はこれらの物質が分泌されにくくなっているので、楽しみがなくなったり、生きる意欲が低下したりするわけです。
SNRIはこれらの物質が消費されるのを防ぐ薬と言ったところ。
因みに抗うつ剤は大体どれも薬効が出るのに2週間くらいかかると言われているんですが、私の場合はまさかの2日目で効果が出ました。多分初日に1日1回の所を間違えて朝、昼と飲んでしまったせいではないかと。
主な副作用はセロトニンによる眠気と吐き気を中心とした消化器症状。抗うつ剤の中でも特に強い方らしいです。
私も例に漏れず毎日のように酷い眠気に襲われました。それだけならまだ良かったんですが、服薬5日目から頭痛と微熱まで出てきたので中止となりました。

②レクサプロ10 mg+ガスモチン

レクサプロはセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ剤。SNRIのセロトニンにしか作用しないバージョンと思ってください。
サインバルタで副作用が強く出すぎてしまったため、セロトニンのみにしか作用しない薬に切り替えたという次第です。
主な副作用はサインバルタと同様ですが、さほど酷くはなかったです。ガスモチンは吐き気対策に出されたんですが、正直要らなかったですね。
現在服薬5日目で効き始めたのか、情緒不安定と体のだるさが軽快してきたところです。

初日に間違って倍量飲んでしまったことを考えても、どうも私は効果が出るのがやたら早い気がします。
これらの薬はシトクロムP450という薬物代謝酵素によって代謝されるんですが、もしかすると私はその酵素の活性が人より低いのかもしれません。
もしくは、受診する前に信頼できる人に相談して、ある程度気持ちの整理がついていたことも関係しているのかもしれません。
それと、実家を離れて弟と二人暮らししているため、最大のストレス源である母と物理的に離れているのが大きいのではないかと思います。

そういえば、私は何型うつなんでしょうかねえ。訊いてなかったわ。
要因とかを考えると新型うつっぽいんですが、趣味も満足に出来なくなってきてますし。
かといってうつだからって周囲の人に特別扱いして欲しい訳でもなし、どちらかというと早く自立したいし。

【原因】
原因の重要度順に書いてみます。重たい話なので「つづく」に隠しておきます。
2013
01,06
あけましておめでとうございます。今年も黒曜苑をよろしくお願いします。
巳年なので期間限定でトップ(?)を陽春で飾らせていただきます。
って、移転作業が未だに終わってないってどういう事なの……。(遠い目)

昨年は思いの外院生生活が忙しく……というか、私が体力なさ過ぎるせいで水滸伝をはじめとする趣味に精を出す余裕がありませんでした。
残念ながらしばらくこの状態は続きそうですけど。

さてその院生生活なんですが、私含めてたった3人しかいなかった院生仲間のうち一人が、今年からやめてしまうと訊きました。
詳しい事情は聞いていませんが、退学するようです。私にとっては大事な友人だったので、心配しなくても良い別れなのかどうかが気になるところ。
私は私で、漸く学会に出させて貰えることになったので、その準備に忙しくなりそうです。まだ1年生とはいえ、やっぱり何の実績もないというのはちょっと焦りますからね。
(厳密には卒論と研究協力者として名前だけは載ってる論文はあるんですが、やっぱりその辺は自分の仕事とは言い難いので)

ところで今年も「すいこよみ2013」に参加させていただくことになりました。
前回はカレンダーを作ってましたが、今回のはその月にあった作品(イラスト、漫画、小説など)を作るという方向らしく、自由度が高くなっています。それだけに多様性に富んだ作品が目白押しになるんじゃないでしょうか。
私の担当は7月。7月といえば七夕ということで、七夕を題材にした絵を描かせていただきました。
すいこよみの公開はまだですが、こちらではこっそりと公開させていただきます。


最後に本日お菓子を作ったので載せておきます。
r600x600.jpgイタリアの伝統菓子でトルチリオーネというのがあって、クリスマスに各家庭で作って食べるのだそうです。
レシピらしいレシピが見つからず、材料がアーモンドプードル、砂糖、卵という情報しかなかったので見よう見まねで分量適当に作ってみたんですが、何とかそれっぽい物ができあがりました。
本来は蛇ではなくウナギらしく、これの略式で魚の形をしている物もあるそうで。

≪レシピ≫

材料:
アーモンドプードル 200 g
三温糖 70 g
卵 1個

作り方:
1)材料を全て混ぜ、まとまるまでこねる。
2)成型し、170℃で15分焼く。

※お好みで砂糖を蜂蜜で代用、シナモンやココアを入れたり、ドライフルーツで目玉を作るなどしても良い。
 
2012
09,05
知人が新手の治験詐欺らしきものに遭遇したようなので、ここに報告させていただきます。
治験というのは、臨床試験のことです。まだ世に出ていない新薬の安全性や有効性を確かめるために、一般の人(殆どは健康成人男子)に薬を投与して、影響を調べるものです。
5万とか10万とか、結構言いお値段の謝礼を貰えることから、世間一般にはゴロゴロしてるだけで儲かる高額バイトとして認識されています。

まず、一般的な治験詐欺を説明しておきましょう。
これは仲介手数料などと称してお金を取るパターンです。
治験は基本的にボランティアの形をとっているので治験参加者様々です。当然、かかる費用は全額むこう持ちです。お金が貰えることはあっても、とられることはまずありません。
また、法律上治験への参加はボランティアとなっている以上、「アルバイト」という言い方はまともなとこなら絶対にしません。治験というのは本来、体を張った、もっと言うと命をかけた、自由意志によって参加する人体実験です。だからこそ命を金で買うような形にはしてはいけないし、「心ばかりの謝礼」も高額になるのです。勿論、何かあったときのためにアフターケアまできちんとやるのは当然の義務です。

さて、今回の事案のターゲットは若い女性です。結論からいうと猥褻行為または盗撮を目的としたものと私は判断しております。
睡眠中の血圧を調べるという名目で新聞の折り込みチラシでモニター募集をかけます。実施内容は、睡眠中に血圧測定を行うこと。睡眠中、即ち意識のない女性に何かを使用という時点で怪しいですし、そもそも女性に限る意味がわかりません。しかもこれらの内容はチラシには書いてありません。
チラシでは薬の使用はないとありますが、実際には睡眠薬を出されたようです。その上飲酒も。使わないと言っていたはずの薬を使用するのは勿論、睡眠薬とお酒という組み合わせは危険を伴うので、まずあり得ないことです。
実施場所は都内の某ホテル。これもあり得ないです。治験実施施設はふつう救急処置や入院のできる医療機関です。まして、仮に睡眠薬+酒という危険なことをさせる以上、医療機関で実施されなければならないというのはご理解いただけるかと思います。
また、対象者が女性であるにもかかわらず、スタッフは男性。しかも看護師を自称しているにも関わらず、参加者に妙に馴れ馴れしく接する、下着の着用について言及する、といった不審な行動があったようです。外見も医療従事者らしからぬ風体だったとか。
治験の説明についてもおざなりで、町内会のチラシレベルのショボい説明書・アンケートがあるのみで、それも回収されて手元に残るものは何もないとのこと。これもあり得ません。治験の説明書はウンザリするほど分厚いものですし、手元に証拠となるものが何も残らないというのはかなり怪しいです。
本人確認も適当。申し訳程度に免許証を見るだけ。連絡先は代表者の携帯番号のみで、住所などの情報も要求しなかったそうです。治験なら寧ろ、何かあったときのために参加者の連絡先を把握しておかなければなりません。

……とまあ、こんな調子で全てが全て怪しいです。怪しすぎます。絶対に行かないでください。
正直何でこんなのにひっかかるのかと思わないではありませんが、うっかり毒牙にかからないでほしいので!
因みにですが、主催者の方はまだやる気なのか、案内のメールが回っているそうです……。

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HN:
年齢:
38
HP:
性別:
女性
誕生日:
1985/08/16
職業:
大学院生
趣味:
絵描き、漫画・ゲーム
自己紹介:
今春から大学院生&ペーパー薬剤師。
水滸伝との出会いの書は陳瞬臣・手塚修監修の漫画『中国の歴史』。初恋の人は林冲ですが何か。
山田章博と田中芳樹とKOKIAが大好きです。
『幻想水滸伝』も大好きだけど水滸ネタが尽きてきたならいい加減名前だけ使うのやめて欲しいぞ。(´・ω・`)
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